【ギアレポ】ボルトオンクランポン”Air Light”新旧比較

消えゆくラプター

2020年頃より、ブラックダイヤモンドのボルトオンクランポン・ラプターが市場から消え去り、代替品としてグリベルのレーシングが日本にも出回り始めた。また、スポルティバのメガアイスも来季モデルから付属クランポンがカシン製に変更になるようで、ラプター用フロントポイントと互換性のあるボルトオンクランポンがなくなりつつある。

ブラックダイヤモンド ラプター

ラプター用フロントポイントと言えば、krukonogiはもちろん、アイスクライミングワールドカップに出場している選手たちも御用達の韓国製フロントポイントとの互換性があることが特長だ。

これからフルートブーツを入手する人にとって、ボルトオンクランポンの選択肢からラプターが消滅したことは痛手になるだろう。

しかしながら、ラプター用フロントポイントと互換性のあるボルトオンクランポンが実はまだ手に入る。

krukonogiのAir Lightだ。

ラプターと互換性のあるフロントポイント

Air Lightは欠陥品?

krukonogiのAir Lightだが、どうもユーザーからの評判が悪い。クランポンの形状が歪んでおり、フルートブーツにしっかり装着できないようだ。今回、レベルアイスで検証してみたが、なるほど、無理矢理装着することも不可能ではなさそうだが、ジャストフィットではないことが判明した。

Air Light
接地面がフラットではなく、浮いてしまう
ネジ穴の位置はほぼ合う

そして日本人ユーザーがkrukonogiに問い合わせた結果、改良された新型が登場した。

今回、こちらを借りることができたため、新旧モデルを比較してみたところ、新型モデルは見事にジャストフィットした。

新型Air Light
新旧比較
新型Air Light
接地面がフラットでジャストフィット
ネジ穴の位置も合う

現在では、krukonogiのラインナップにAir Japaneseというモデルとして展開されているようだ。

ラプターと互換性のあるフロントポイントに対応したボルトオンクランポンが欲しい方は要チェックだ。