前回のシャフトテープの続きです、読んでない方はこちらから読むことをおすすめします。
歯が痛い
私の歯並びの問題もあるのですが、以前からアックスを咥えると歯が痛むことがあり、ここ何年かシャフトテープには熱収縮チューブ+薄いスポンジで対応していました。
今回は久しぶりに中身一新して自転車チューブに置き換えてみたので、そのやり方とメリットなどをレポートします。
今回入れ替えた目的
・スポンジよりも耐久性をもたせたい
・強く噛んだときの底づき感をなくしたい
具体的な工作方法
このやり方は一例なので、興味がある人は自分で工夫しながらやってみてください。
用意するもの
自転車チューブの輪切り 約3cm×7つ(アックス1本分)
熱収縮チューブ
必要工具など適当に
工程
1.ピックを外します
このネジはいつも固いので大きな六角レンチとかがあると良いですよね。
2.今まで使っていた熱収縮チューブなどを除去します
私は今まで内側にピンク色の薄くて硬めのスポンジを入れていたのですが、強く噛むと底づきしてしまいました。今回はもう少し腰のある自転車チューブに変更したので多少は良くなるはずです。
3.工作部分のグリップテープも少し剥がす
久しぶりにペツルのロゴが見えてきました。私がノミックを購入した頃はまだペツルがシャレットを吸収して間もない頃で両方のロゴが併記されている時代でした(昔話)
4.自転車チューブを地道に入れていく
ヘッド部分を通すのが大変です。3cmくらいに刻んで入れる理由は厚みを確保する他に、この部分を通しやすくするためです。
5.噛みしめる部分で半分ずつずらしながらセットしていく
自転車チューブをずらしてセットしていくと全体が2重になるのでクッション性が増します。
6.熱収縮チューブをセットして縮めていく
アマゾンなどで専用のヒートガンを売っているのでそれを使うのが一番良いのですが、なければドライヤーで地道に熱を加えたりガスコンロで炙ったりしてもなんとかなります。
7.装飾用の色違いチューブをセットして完成!
使い心地は?
噛み心地はスルメです。スポンジよりは固めですが強く噛んだときの底づき感はなくなり、力を入れたときはでも靭やかさを感じます。当然シャフトテープの部分がへこむので、アックスを落としにくくなっているのは今まで通りです。
腰のある材料をシャフトテープの内側に入れているので衝撃が歯に加わってもダメージが多少軽減される気がしないでもありませんが、このあたりは経験がないのでなんとも。。。もしかしたらばソルボセインなどの衝撃吸収素材を内蔵するともっと歯の安全性は上がるのかもしれませんね、気が向いたらまた改造してみたいと思います。