ドライツーリングアックスに有用な隙間ふさぎテープ
ドライツーリング用アックスのカスタムに関するノウハウとして、今回はシャフトに「隙間ふさぎテープ」を貼る方法を紹介する。 主にコンペティションでは、最適なムーブを繰り出すためにアックスのシャフトを咥えるアクションがどうしても多くなる。その際に歯や顎への負担を少しでも軽減できるよう、カスタムの一案として参考にしていただけたら幸いだ。 用意するもの 養生テープ(マスキングテープ) 隙間ふさぎテープ テニ […]
ドライツーリング用アックスのカスタムに関するノウハウとして、今回はシャフトに「隙間ふさぎテープ」を貼る方法を紹介する。 主にコンペティションでは、最適なムーブを繰り出すためにアックスのシャフトを咥えるアクションがどうしても多くなる。その際に歯や顎への負担を少しでも軽減できるよう、カスタムの一案として参考にしていただけたら幸いだ。 用意するもの 養生テープ(マスキングテープ) 隙間ふさぎテープ テニ […]
ドライツーリングを始めた頃に誰もが悩むであろう、グローブどれがいいのか問題。登山用品店にはなかなか適したグローブは売られていない。今回は実際の現場でよく使われているグローブについて迫っていく。 グローブ着用の目的 アイスアックスを用いるドライツーリングでは、グローブを着用することでハンドルを持つ手のグリップ性を高めることが主目的だが、もちろん手指の保護といった役割もある。 また、アウトドアシーンで […]
ドライツーリング可能な人工壁では、ホールドにアックスをフッキングするという特性上、フリークライミングで使われるホールドではなく、ドライツーリング専用のホールドがついていることが多い。 今回はドライツーリングのホールドについて紹介していく。 また、ホールドを知っておくことで、コンペの時に役に立つことがあるかもしれない。 初見のホールドにフッキングするのと、対処法がわかる馴染みのホールドにフッキングす […]
ドライツーリングでは、効率よくムーブを繰り出すためにアックスの持ち方を頻繁に替えますが、基本的な持ち方は単純なものです。 ノミックやXドリーム等の一般的なハンドルタイプのアックスには、持ち手が上下2段に付いており、これを使い分けます。 ロング持ち アックスの下部分のグリップを持つことです。アイスクライミングでも基本的に同じ箇所を持つため、普通の持ち方とも言えます。 親指を強く握ると早くパンプしてし […]
ドライツーリングは「D」グレード ドライツーリングでは、ドライの頭文字をとって「D+数字」でグレードを表します。 基本的にルートのグレードをはかる際は、ミックスクライミングの「M」グレードが参考になりますが、氷のない岩のみの状態での登攀となるため、「M」グレードがそのまま「D」グレードに置き換わるような単純なものではないようです。 また、そもそも日本にはドライツーリングの人口が多くないため、この「 […]
ドライツーリングにおいて、フィギュア4とフィギュア9を使わずに登攀することをドライツーリングスタイルと言います。 DTS(Dry Tooling Style)とも表記されます。 フィギュア4、9は支点となる手を押さえつけながらリーチを伸ばすことができるため、ピックのかかりが心許ないホールドから距離を出したいとき等に非常に合理的なムーブとなります。しかし、あえてこれらを使わないことで、登攀はよりシン […]
ワールドカップをはじめ、一般的にドライツーリング(≒アイスクライミング)のコンペでは、足用のホールドは設置されておらず、コンパネにアイゼンの前爪であるフロントポイントを蹴り込んでムーブを起こします。もちろんホールドにフロントポイントやフルートブーツの踵部分を乗せることもできます。 この蹴り込みという動作は人工壁特有のもので、当然ですが外岩で使うことはありません。擬似的に氷にアイゼンを蹴り込む動きを […]
アイスクライミングとドライツーリングについて、知らない人からするとほとんど似たようなものと思われるかも知れません。ドライツーリングは、アックスとアイゼンを用いた岩稜帯の登攀技術であり、擬似アイスクライミングという側面もありますが、スポーツクライミングとして見たとき、氷の有無以外にもアイスクライミングとは非常に大きさな違いがあります。 今回は2点紹介します。 アックス(ピック)の違い アイスクライミ […]
人工ホールドへの基本的なアックスのかけ方を紹介します。 1.通常のフッキング 下方向へ荷重をかける最も基本的なかけ方です。ホールドに適切なポイント(かかりやすい穴)が設定されている場合が多く、そこに正確にフッキングできると安定性が増します。また、壁とホールドの隙間や、ホールドを壁に固定するためのボルト穴へのフッキングは禁止となっています。 ノミックやXドリーム等の一般的なハンドルタイプのアックスは […]
ドライツーリングにおける一般的なルールを紹介します。 当然、コンペによってルールは変わりますので、あくまで一般的な事柄になります。もし大会に出場する上で気になることがあれば事前に大会主催者に確認してみることを推奨します。 道具について 用いる道具は、アックス1組、アイゼン1組、グローブ1組、ヘルメット、ハーネス、長袖長ズボンのウェアとなります。 基本的に道具は市販の物に限らず、自分で作成、改造した […]