2022-2023シーズン海外アイスクライミングコンペ情報まとめ

2022年も残すところあと一月。海外アイスクライミングコンペティションのシーズンが迫ってきた。

ロシアのウクライナ侵攻はまだ続いており、昨シーズンに引き続き社会情勢は決して安定しているとは言えない状況だが、各地での大会開催が決定。今シーズンも参加表明している日本人選手たちの挑戦を紹介したい。

UIAAアイスクライミングヨーロピアンカップ2022/23〜第1戦・ジリナ(スロバキア)〜

ヨーロピアンカップ初戦はスロバキアで開催。日本人選手の参加はないようだ。

概要

参加予定の日本人選手

なし

UIAAアイスクライミングヨーロピアンカップ2022/23〜第2戦・ブルノ(チェコ)〜

ヨーロピアンカップ第2戦はチェコで開催。日本から中島正人、橋本翼、竹内春子の3名が参戦予定。この3名は今年8月にスイス・エプティンゲンに遠征し、成果を上げたメンバーということもあり、コンペでの活躍にも期待したい。

概要

参加予定の日本人選手

※2022年11月時点の情報

UIAAアイスクライミングワールドカップ2023〜第1戦・チョンソン(韓国)〜

アイスクライミングワールドカップ初戦は韓国での開催となる。日本から今シーズン最多11名が参戦予定だ。チョンソンのアイスクライミングウォールは、日本人選手たちにはとっては立地的にアドバンテージがあり、最注目の一戦となる。

また、今大会はUIAAアイスクライミングアジアンチャンピオンシップ2023を兼ねるため、アジア選手枠の表彰もある。3シーズン前には小武芽生が初挑戦にしてアジア3位という快挙を成し遂げたことは記憶に新しい。

概要

参加予定の日本人選手

※2022年11月時点の情報

UIAAアイスクライミングワールドカップ2023〜第2戦・シャンパニー＝アン＝ヴァノワーズ(フランス)〜

3シーズンぶりのワールドカップの開催地となるフランス。8名の日本人選手が参戦予定。

毎回アイスパートが多いイメージがあるが、今大会は果たしてどうなるか。スピードクライミングにも期待したい。

概要

参加予定の日本人選手

※2022年11月時点の情報

UIAAアイスクライミングワールドカップ2023〜第3戦・ザースフェー(スイス)〜

アイスクライミングワールドカップ最終ラウンドはスイス開催。立体駐車場という特異なフィールドにそびえるアイスクライミングウォールの迫力は最終戦の舞台に相応しい。

昨シーズンの世界選手権の会場でもあり、そこで竹内春子がファイナルへ進出した。今大会でも昨シーズン以上の活躍を大いに期待したい。

概要

参加予定の日本人選手

※2022年11月時点の情報

UIAAアイスクライミングヨーロピアンカップ2022/23〜第3戦・グラスゴー(スコットランド)〜

2022年11月時点ではグラスゴーのどの会場で開催されるか不明となっている。
過去にはグラスゴークライミングセンターで競技が行われた。
詳細の発表が待たれる。

概要

参加予定の日本人選手

※2022年11月時点の情報

UIAAアイスクライミングヨーロピアンカップ2022/23〜第4戦・オウル(フィンランド)〜

昨シーズンのフィンランド戦には日本から竹内春子が参戦。孤軍奮闘した。今シーズンは中島正人も参戦予定となり、シーズンラストでどんなドラマを見せてくれるのか楽しみだ。

概要

参加予定の日本人選手

※2022年11月時点の情報

直近アイスクライミング国際大会での日本人選手の実績まとめ

アイスクライミング世界選手権2022(ザースフェー・スイス)

アイスクライミングワールドカップ2019/2020(チャンチュン・中国)

アイスクライミングワールドカップ2019/2020(チョンソン・韓国)

アイスクライミングワールドカップ2019/2020(ザースフェー・スイス)